現場に発表に取材に

来週完了検査を控えている蒲田の現場。

書類のまとめや現場への指示など、検査前は忙しいです。

現場の方はキッチンが入ったりと、いよいよ仕上げ工事。

問題なく検査済証が交付されるよう準備していますが、大きな指摘がないよう祈るばかりです。

木曜日の夕方は、僕も登録しているアーキテクツ・スタジオ・ジャパンの交流会に参加。

住宅以外の実例を発表する時間があったのですが、火曜日に連絡があり、急遽僕を指名していただき発表を行うことに。

慌ててスライドをまとめ、蒲田の耐火ビルのお話しをさせていただきました。

聞いてくださるのはほとんどが先輩建築家。

経験も知識も僕よりずっと豊富な先輩方を前に話をさせていただくのは本当に緊張しました。。

実は11月に、ある協会主催のセミナーで30分ほど時間をいただき、今回と同じ耐火木造ビルの発表をさせていただく予定です。

慣れていない僕としては、今回の発表がよいリハーサルになったと思います。

スライドをブラッシュアップして臨みたいと考えています。

そして金曜日、建築業界に携わる人なら知らない人はいない、専門誌の取材を受けました。

蒲田の耐火ビルは既存杭を再利用しているのですが、その点を中心に記事にまとめてくださるそうです。

10月に発売されるのが待ち遠しいですが、ブログでもあらためてお知らせしたいと思います。お楽しみに。

さらに土曜日はウェブマガジン、100%lifeさんの自宅兼アトリエの取材。

自宅建設でこだわった点や、設計のポイントなどをヒアリングしていただき、各所撮影していただきました。

こちらは11月頃掲載していただく予定です。

とまあ本当に色々とあった先週でした。

来週は更に忙しくなりそうですが、楽しみな事も多いので、それらを励みに乗り切りたいと思います。

木造建物見学会

昨日は(株)スリムテックジャパンさんにお声掛けいただき、ホームコネクターという金物を使った建物の見学会に参加しました。

ホームコネクターは木造部材の接合金物で、土台と柱、柱と梁、梁同士など、様々な使い方が出来ます。

今回は木造二方向ラーメンという、構造が特徴的な建物。

一般的な木造は、筋交いなどの耐力壁を配置しますが、ラーメン構造は柱と梁のみで構成する構造形式です。

建物は準耐火建築物で、構造的に必要な断面より一回り部材を大きくする、燃え代設計という方法で準耐火をクリアしています。

燃え代設計は、石膏ボードなどで耐火被覆をしないため、柱や梁をそのまま現しで見せることが出来ます。

柱梁が見えるという事は、接合部が見えるということ。

ということで、接合金物が見えない、ホームコネクター工法が採用された訳です。

設計者さんに現場の写真を載せて良いか確認出来なかったため、一般的なホームコネクター工法の写真を載せます。

柱と梁に取り付いているのがホームコネクター。

小さな径の金物はエポキシ樹脂の注入口です。

写真分かりにくいですが、、先程の穴にガンでエポキシを注入。8時間で規定耐力に達するそうです。

今までは中規模〜大規模の建物は鉄骨かコンクリートしか選択肢がありませんでしたが、やはり木造の大断面は良いですね。

技術的な発展もそうですが、クライアント側の理解が広まれば、ますます木造の建物が増えていくのではないかと思います。

良い刺激を受けた見学会でした。

蒲田の木造耐火ビル、完成見学会のご案内

弊社にて設計監理を行って参りました、6階建て木造耐火ビルが竣工を迎えます。

この建物は、4階建て事務所ビルの建替え計画で、新築建物を既存建物より軽くなるように設計し、既存場所打ちコンクリート杭を再利用しております。

主構造(3〜6階)を木造軸組工法、地下1階を鉄筋コンクリート造、1〜2階を鉄骨造とした、耐火建築物となります。

この度、事業主様のご厚意により、完成見学会を開催させていただくこととなりました。

木造耐火建築物を直接見ていただける機会ですので、ぜひご高覧いただければ幸いです。

■日時:2018年10月2日(火)3日(水)

10:00〜12:00 ②13:00〜16:00(自由見学)

※両日共11:0014:00より、設計者による説明を行います

■場所:東京都大田区蒲田4-27-3(※敷地内に駐車場はございません。公共交通機関をご利用ください)

■参加費:無料

■主催:株式会社腰越耕太建築設計事務所

株式会社TIS&PARTNERS

大藤建設株式会社

■協賛:株式会社シェルター

ご参加を希望される方は、下記項目をご記載の上、mailにてお申込みください。

□会社名

□業種

□ご参加日程

□ご参加者名

□ご参加人数

□ご住所

□電話番号

□mailアドレス

※お申込みは9月28日(金)まで受け付けております。

■お申込み先:株式会社腰越耕太建築設計事務所 腰越耕太

■お申込みアドレス:info@kds-arc.net

足場解体

蒲田の木造耐火ビル、ついに足場が外れ、外観がお目見えしました!

前面道路側の外観。

外壁は黒のガルバリウムですが、バルコニーと庇、軒天にヒノキをヒノキとした事で、コントラストのついた外観になったと思います!

中高層マンションはほとんどがタイル張りもしくはコンクリート打放しですので、この規模の建物で木質の外観はほとんどなく、街並みの中で大変目立ちます。

本物の木は温かみを感じますね!

裏側の外観。

こちらは全面ガルバリウム鋼板です。

建物軽量化のために選定した素材ですが、引き締まって非常に良い印象。

黒にして正解でした。

無垢のヒノキ、しかも無節。

これが賃貸のバルコニーなのですから、贅沢です。

賃貸の床が張られました。

コスト優先でビニル系の床としていますが、最近の材料は良く出来ています。

ぱっと見ヒッコリーに見えます。

オーナー住戸リビングの壁。

モールテックスでモルタルのような質感に仕上げます。

この工程の後、研磨した上でもう一度塗り、仕上がりです。

浴室はモルタル下地まで進みました。大判タイルで壁を仕上げます。

入り口ドアと両サイドの壁は強化ガラス。

仕上がりが楽しみです。

こちらの建物は完成見学会を予定しています。

日程が決まりましたらブログでもご案内させていただきますので、お楽しみに!

現場打合せ

本日は蒲田の木造耐火ビルの現場打合せ。

引渡しに向けて、内部、外部共急ピッチで工事が進んでいます。

外部はガルバリウム鋼板の壁がほぼ仕上がり、ヒノキ板張りの作業中。

サッシにガラスを入れたり、コーナー部分の処理が終われば、いよいよ足場の解体となります。

道路側外観。

1階と6階を除いて、ガラスが入りました。

1階カーテンウォール。

この部分は搬入に使うため、ガラスは最後に入れます。

4階バルコニー。

軒天、外壁にヒノキを張り、見た目にも温かみのある外観としています。

内部も工事が進んでおり、仕上げのタイルを貼り始めた階もあります。

オーナー住戸のエントランスホール。

木の古材調のタイルで壁を仕上げています。

リビングダイニングでは、天井の下地と配線工事中。

仕上げの材料が搬入されています。

1階、2階は事務所になるのですが、鉄骨の柱、梁を耐火被覆した上、仕上げ材にスギの不燃木材を張っています。

暗くて見えにくいですが、黒に塗装したデッキプレートと、柔らかいスギの表情がとても良い雰囲気です。

いよいよ竣工が近付き、現場も慌ただしくなってきましたが、完成度の高い建物を目指してしっかりと監理していきたいと思います。