フィンランドへの旅⑨

あっという間に今回の旅行の最終日。予約の関係で最終日になってしまいましたが、ヘルシンキのアアルト建築を見に行きます。

 

トラムに乗って最寄りで降車。地図が良く分からず、近所の人に道を聞きながら10分程歩いて、最初の目的地であるアアルトのスタジオに到着。

 

早速ですが、スタジオ内部の写真を。

 

 

多い時で20名程のスタッフが勤務していたそう。財団が保存しているため、これから皆出勤して仕事を始めそうな雰囲気です。

 

写真左手のハイサイドライト、右手の窓から柔らかい光が入ってきて、白の天井と梁に光が伸びてとても綺麗です。

 

 

アトリエの様子。写真右手はアールの壁にサッシが取り付けられ、中庭に向かって大きく開いています。

 

写真奥のツタは、白いシンプルな室内に設えられたアクセント。スツールや椅子には座ることが出来て、ミュージアムのようです。

 

面積はそれほど広くないと思いますが、スタジオよりも天井が高く、中庭も見えることからとても開放的で広く感じます。

 

 

ミーティングルーム。パネルの飾ってある奥の壁面は、上部に照明器具とトップライトがあります。

 

自然光での見え方、照明での見え方を検討していたそうです。

 

 

階段手摺の接写。実際に握ってみるととても心地が良い形状をしています。

 

スタジオを見て、光の入り方、外部空間とどう向き合い、関係付けるかということの大切さを改めて感じました。

 

細部までしっかりと作り込んであって、手のぬくもりを感じるような空間でした。

 

お昼近くになり、午後の見学の前に腹ごしらえを。近くのカフェでサーモンのスープを食べて温まり、アアルト自邸へ。

 

 

アプローチ。内部が見えないような外観になっています。黒のボリュームが手前いに張り出していて、プロポーションが素晴らしい。

 

 

仕事場。天井高が1.5階分ほどあって開放的。ハイサイドライトが効いてます。

 

白の壁と天井に、木製の窓には白のカーテン、室内の色味はとてもシンプルですが、カーペットの深緑が落ち着いた雰囲気を出していて素敵です。

 

 

リビングスペース。窓には簾のようなスクリーンが掛かっていますが、ガイドさん曰く、日本の影響を受けたそう。嬉しい気持ちになります。

 

下端を床から40〜50cmに抑えてある窓は、庭を見るための工夫。ソファーに座った時にちょうど良い高さで庭を見ることが出来ます。

 

 

リビングの暖炉。住宅を設計していて、テレビに向けてソファーを置くけれど、本来それって違いますよね。

 

この空間なら、皆リラックスしながら話が弾みそう。

 

スタジオも自邸も素晴らしかった。いつか見たいと思っていたアアルト建築を体験出来て、本当に良かったです。

 

書き忘れていたのですが、ヘルシンキで大変助かったのが、キッズスペースのあるムーミンカフェ。

 

 

こんなコーヒーを入れてくれます。子供連れの方はぜひ。

 

色々なおもちゃがあるキッズスペース。それにしても隣の子供の足が長いこと。。

 

 

この日の夕方ヘルシンキを出発し、翌朝無事に成田に到着。あっという間でした。

 

出発から長々と書いてきましたが、お付き合いいただきありがとうございました。

 

以前に訪れた旅の様子も時々書くことにしますので、よろしければまたお読みいただければ幸いです。